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BtoB企業のHPでもスマートフォン対応が必要な理由

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こんにちは、ディレクターのR.U.です。
今回は、気になっている方も多いであろう、
「BtoB企業HPのスマートフォン対応の必要性」について書いてみたいと思います。



 1. ネット利用、スマホがパソコンを逆転

総務省は先月5月25日、個人がインターネット利用に使用する機器について、
スマートフォン(以下スマホ)がPCを上回ったと発表しました。
前々から予想されていた流れですが、ついに追い抜いたようです。
参照:日本経済新聞
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過去にGoogleは、日本・アメリカを含む10カ国では、すでにPCの検索数を上回っていると発言していました。
参照:https://seopack.jp/seoblog/20150508comscore/
しかしこの発表で、日本国内でも検索数がPCを逆転したということになります。
私たちのお客様の中でも、すでにPCよりアクセス数が多くなったケースが出てきています。
数が少ないうちはそれほど重要でないと思われがちですが、
アクセスのうち1割を超えるなど、切り捨てることができなくなってきている企業様も増えています。

 2. Googleがモバイルファーストインデックスを発表

さらに重要なのが、今年に入ってGoogleが本格始動を発表した、モバイルファーストインデックスという仕様です。
これは、今後はPCサイトではなく、スマートフォン向けサイトの評価で検索結果を決めるというものです。

モバイルファーストインデックス_図

このニュースに、業界では衝撃が走りました。
Googleが、正式にPCサイトを切り捨てていく意向を宣言したからです。

同社のサーチトレンド・アナリスト、ゲイリー・イリーズ氏によれば、
PC向けサイトのページ価値は低下していくとのことです。

ゲイリー氏のtwitter

イリーズ氏のツイッターより

これによりスマホが評価の中心になるため、
スマホ対応していないサイトは順位が下がり、アクセス数などに影響が出ることが予想されます。
PCサイトのみであれば、周囲が対策を講じたことによる相対的な順位の下落が考えられます。

自然検索での流入を中心としたサイトは、順位変動の影響を考え、対策が必要になりそうです。

 3. モバイルフレンドリーの影響

モバイルフレンドリーとは、スマホでの閲覧に適したサイトの検索結果順位を優先し、
対応していないサイトの順位を下げるアルゴリズムです。
近年の爆発的な普及から、Googleはスマホ対応サイトを高く評価。
同社はユーザーにとって価値のあるコンテンツや、快適なユーザビリティを提供したいと考えており、
所有者の多いデバイスを優先していくのは当然の流れと言えます。モバイルフレンドリーは、ユーザー中心の設計を推奨するものであり、
以下のような直接的メリットを与えることができます。

・移動中でも片手で閲覧できる
・ボタンが押しやすい
・ピンチせずに文章を読める
・電話番号を見つけやすい、電話をかけやすい
・フォームから問い合わせしやすい
などWebサイトは企業の顔であり、
オフラインの営業活動だけでは出会えないユーザーと接点を持つことができるタッチポイントです。
企業ブランディングを考慮すると、いかにモバイルフレンドリーが重要か、理解できると思います。

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また検索順位への影響も引き続き懸念されますので、
検索流入を期待するサイトでは、対応が必要になります。

 4. ビジネスで活用するシーンが増えている

外出先・移動中のアクセス

スマホの所有率、検索数の増加から、
ビジネスユーザーの外出先でのアクセスが増えていることは容易に想像がつきます。
電話番号や、会社までの経路を調べるためというのが多そうです。
その際スマホに対応していないと、親切でない印象を与えてしまうかもしれません。
また、展示会や社交の場などで名刺交換をした人に、
その場でサイトを見せる機会も考えられそうです。
ビジネスの場であっても、スムーズなコミュニケーションのために、
スマホ対応は非常に重要になってきています。

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メール本文からの誘導

クラウドサービスが普及し、オフィスに戻らなければメールを確認できない、という時代ではなくなってきました。
いまやメールは外出先でいつでもどこでも受信することができます。
メールマーケティングなどでメール本文からWebサイトへ誘導する場合、
せっかくサイトに流入してくれたユーザーも、スマホ対応していないサイトでは非常に使いづらいでしょう。
それどころか、「メールをよこしているのに見づらいサイト」として悪い印象を与え、
機会損失につながる可能性もあります。

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採用活動

もう一つ、BtoB企業がHPのスマホ対応を考えなければいけない要因があります。
それは、新卒をはじめとした採用活動です。
採用活動の主要なターゲットとなるのは、いわゆる「Z世代」です。
Z世代(ジェネレーションZ)は1990年代後半以降〜2010年頃に生まれた世代を指します。
彼らは生まれた頃から、インターネットやパソコンが日常にあるデジタルネイティブであり、
スマホが当たり前の世代です。

リアルタイムに情報を収集できる環境に慣れているため、
使いづらさ、不便さ、時間がかかることを嫌う傾向があります。
いつでも手元ですぐに完結できないことは、ストレスとさえ感じるようです。

では、データを見てみましょう。

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出典:総務省 通信利用動向調査「年代別スマートフォン所有率」

年代別の保有率を見ると、20代の保有率は94.2%。
ほぼすべてのターゲットユーザーがスマホを所持していると言っても過言ではありません。

2015年のマイナビのアンケート調査によると、
「採用ホームページはスマートフォン向けに最適化されていた方がよいか?」
という問いに対し、45.8%が「最適化されていた方がよい」と答えました。
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出典: マイナビ「2016年卒 マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」
また主流のデバイスでの閲覧に対応していないということは、
学生に将来性や成長性について疑問を持たれる懸念もあります。
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出典: マイナビ「2019年卒 マイナビ学生就職モニター調査 3月の活動状況」

採用活動を成功させたい企業にとっては、スマホ対応はもはや必須と言える状況です。

終わりに


ここまで、スマホの普及、Googleの仕様変更などにより
状況が変わってきたことを理由に展開してきましたが、
最も重要なのは、「ユーザーにとってどうか?」を考えることだと思います。ビジネスでもプライベートの時間でも、今後私たちの生活が、
さらにスマホ主体になっていくということは想像に難くありません。
言い換えればWebサイト設計の基本、「ユーザー中心のサイト設計」
を切っても切り離せないと言えるのではないでしょうか。これまで必要ないと思っていたBtoB企業のWeb担当者のみなさんも、
この機会に、スマホ対応を検討してみてはいかがでしょうか。

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